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周囲に宣言して失敗

周囲に宣言して失敗

 今までは過度な自分への負荷を中心に失敗談を説明してきましたが周りに対して過度な宣言をしてきた読者も多いのではないでしょうか。例えば次のような感じです。

「私、◯月までに◯キロになる!」

「結婚式までに◯キロ痩せる!」

 周りに対して自分の願望を宣言し、頑張ることは素晴らしいことです。他人に言うことでさぼることができないという意識も生まれ、他者も自分のダイエットを応援してくれるようになります。しかし、先程も言ったとおり私達は極端です。そう、この宣言をしてダイエットをする方法は冷静な人が実践することには高い効果を発揮する一方で、極端で熱意が空回りしている私達にとって諸刃の剣となります。

 例によって私も高校生の時に周りに宣言してダイエットをしていました。しかし、空回りしている私にとって周りに宣言してしまったことは重圧になってしまいそれがストレスに。逆に太ってしまったのです。当時の私は受動的、流されるままに生きていました。そんな中でその流れに逆らうかのような発言をし、体型を、人格を、人生を変えたいがためにそのような発言をしたのだと思います。ここにメンターやサポーターのようなパートナーがいればまた違ったかもしれません。しかし、そのような人物は私の前には現れませんでした。結果的に私は有言不実行をしてしまいます。つまり、言うだけ言って痩せないチキン野郎になってしまったのです。威勢はよかったものの、行動が伴わない男。それは私自身の怠惰な心に問題があったことはもちろんなのですが行動せず、後悔をする。その後悔が自責の念となっていつまでも残る。そしてそれが肥大化して自分に自信を失くしてしまうという事態となってしまいました。

 私はこれらの過去経験から宣言をせず、今回本書で行うダイエットを行いました。もちろん少数の近しい人には言っていましたが大々的に宣言していたわけではありません。ただ淡々と、そして愚直に第2章で紹介するスマホアプリを実行して毎日のルールを守って生活していただけです。もちろん順調な時には周りに公言してダイエットの勢いをつけるのもありですが何をするにしても極端である私達はこの宣言ダイエットにも気をつけたほうが良さそうです。次の失敗も見て行きましょう。

 

 

※昔の原稿を振り返って

周りに宣言してもロクなことがないことを学んだ30歳の冬